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久しぶりの竜ヶ岳登山
山頂より富士山今回で三度目の竜ヶ岳に4年ぶりに行ってきました。前回は芝桜祭りの春の季節、今回は地面が凍り始めた晩秋です。初めて登ったのが2006年の2月でしたが、その時は軽く吹雪いていて山頂は真っ白で何も見えませんでした。

近年の登山ブームもそろそろ下火になってきたかと思いきや、やっぱりたくさんの人が訪れていましたね。たいていはご夫婦の二人連れか数人の小グループ。春や夏と違ってこの時期に山に登るというのは、やっぱり物好きな人が多いのか少人数が多いです。

自分はマナーの事を余りうるさく言うタイプでは無いのですが、山で出会ったらひとまず「こんにちは」が基本だと教えられてきた古い人間なのでw 最近の挨拶しても返してもらえない事が多い状況はあまり良くないなぁと感じています。それも、いい歳した大人程そんな感じ。お子さん連れの方はたいてい気持ちよく挨拶してくれます。

キャンプ場ま、そんな話は置いといて。よく晴れた気持ちのよい朝です。本栖湖キャンプ場の駐車場に車を停めて、ここからキャンプ場の中の道標を追いながら登山口へ向かいます。
やはり4年も経つといろいろと様変わりしている感じで、記憶の中ではずっと落ち葉の道が続いていたと思っていたのに、途中でアスファルトの舗装道路を横切ったり。既に下りてきたらしい数名の方とすれ違ったりしました。

竜ヶ岳登山口正面に車止めのゲートのあるところに、登山口の道標がありました。以前来たときにはもっと林道っぽい道の左側に斜めに戻るように登山口が付いていて、登山者名簿を入れるポストがあったりしたと思ったのですが・・・

変わっちゃったのかなと思いつつ、道標にしたがって左奥に進みました。しばらく歩いていると正面に登山者ポストの付いた樹と、右手に登山道が見えてきました。

どうやら自分が歩いてきたコースは東海自然歩道の一部? の本栖湖周遊コースのようで、以前来たときに歩いていた道の一本湖側を歩いていたようでした。上り口には見覚えのある登山口の小さな表記が合って、ちょっとほっとしました。

ここからがいよいよ登りになります。北斜面をゆったりしたつづら折で登っていくので、スタートの暖気にはちょうどいい感じです。ムラサキシキブの実途中ちらちらと丸いものが見えたので目を凝らすと、小さな紫色の実です。

少し残っていた黄葉した葉の様子から、ムラサキシキブの実だと分かりました。庭木や鉢植えとして人気のムラサキシキブは、最近は実付がよいコムラサキシキブが主に流通しています。

あまり大きくなり過ぎないのも人気のポイントかもしれませんが、本家本元「ムラサキシキブ」はモミジくらいの割と大きな樹になります。実の付き方は少しまばらですが、全体としてはとてもたくさん実が付くので、野鳥を呼びたい人や生け花に使う人などに人気があります。

本栖湖稜線まで登りきると一息つくのにちょうどよい場所に出ます。北側を望めば本栖湖の青い湖面と八ヶ岳、北アルプスが、南に富士山が見えます。

それにしても今日は本当によい天気に恵まれました。冬は空気が澄んでいて見通しが利くことが多いのですが、それでも地上に近いところほど薄いもやがかかって見通せないことが多いのです。

乾燥した日が続いていたせいか、びっくりするほど綺麗に見えました。ここからは東南斜面をやっぱりゆったりしたつづれ折で高度を稼いで行きます。北側と違って暖かい日差しと眺望が楽しめるので、自然と足も軽くなります。

富士山
途中に何箇所か笹薮や潅木が切れて富士山がよく見えるポイントがあります。富士山の綺麗な写真を狙うなら、山頂からよりもこの途中からのほうがよい感じに撮れるんじゃないかと思います。

ゴールデンウィークの頃に登れば、この辺りで右下のほうに芝桜祭りの会場が見えますので、色とりどりのピンクのじゅうたんがとても綺麗に見えます。

場所を選んで広角レンズを使えば芝桜のピンクと富士山を一緒に画面に収めることもできるので春もお勧めかもしれません。

西湖方面空がとても綺麗な青で、途中何度かあちこち見回していました。ふと東の方向に目を向けると、黒々と広がる青木ヶ原樹海の向こうに西湖の湖面が見えました。

本栖湖周辺の山にはここも含めて十数回登っていますが、西湖の湖面が見える程地表面のもやが晴れていた日は初めてで、本当に今日は良く澄んだ日なんだなぁと感心してしまいました。

この写真だとちょっと分かりにくいですが、写真の真ん中のちょっと上辺りに西湖が写っています。

西湖右手に足和田山、左に十二ヶ岳の山容が見えています。その間に細く線のように青い湖面が見えています。右奥には三ツ峠山と山頂のテレビ用のアンテナも小さく見えてると思います。

今の時期なら西湖の周辺も名残の紅葉が綺麗で、マラソンやロードレースが行われたりするようですね。今年はもう終わってるのかな。

足和田山も十二ヶ岳も山梨百名山の一つに数えられています。どちらも眺望を楽しめるよい山です。ただし、十二ヶ岳はアップダウンが激しく、頂上手前には鎖場があったりするので冬場は初心者は避けた方がいいと思います。足和田山はピクニック気分で歩ける整備された登山道なので、雪の降った翌日に登と軽い雪山気分が味わえて楽しいと思います。

さてこんな感じで眺めを楽しみながらしばらく登ると、下から見えていた最初のピーク地点、石仏に到着します。しっかりした四阿とお堂?の中に小さなお地蔵さまのような石仏が安置されています。この後は山頂まで最後の登りになりますので、一息つくにはいい場所です。

石仏方面の富士山ここを過ぎても眺めの良いポイントが何カ所かありますが、山頂に近付く程笹藪が高く茂ってきますので、写真を撮るならこの辺りまでです。

最近のカメラ人口はどの位かと、ちょっと気を付けながら歩いていましたが、意外とスマフォや携帯で撮っている人が少なくて、一眼タイプやコンパクトのちゃんとしたカメラで写真を撮っている人がほとんどでした。

ある意味この時期の登山なので、ちゃんと写真を撮りに来てる人とか、ほんとに山好きな人たちだけかもしれないので当然と言えば当然な気もします。

スナップ写真や近接撮影なら携帯のカメラ機能でもあまりがっかりしない写真が撮れる時代になりました。が、こと遠景、風景写真は絶対に専門のカメラを使った方が綺麗に取れます。

絶対的にものを言うのはレンズの性能です。さらに言えばフィルターワークと呼ばれる各種のフィルターを使いこなせば、さらに美しい写真が撮れます。こればっかりはどれほど性能が良くなったと言っても、おまけの機能では十分ではないと感じます。

そうこうしてる内に笹こぎの様相を呈し始めた登山道を上りきると山頂です。過去に二度来た時はもっとアセビの樹が多かった記憶があるのですが…と思っていたら、山頂手前でもう一本の登山道と合流しました。どうやら前はそちらから登ってきたようです。はて? どこで道が分かれたんだろう?

山頂はこの時期にしてはたくさん人がいましたが、十分な広さがあるので好きなところで休憩できます。多分ですけど100人くらいは平気じゃ無いでしょうか。ベンチとイスのセットも3組ありますが、芝っぽい草の上に防寒マットを敷いて地面で休憩しました。登山自体久しぶりだったのでけっこう足に来てます。明日は間違いなく筋肉痛だなぁと思いながらお昼ご飯の用意をしました。

北アルプスこの時期定番の食事はやっぱりラーメン。カップ麺でも袋麺でもとにかく温かいスープが嬉しいです。煮卵や焼き鳥なんかも美味しいですね。夏だとおにぎりにする事が多いのですが、冬はラーメンが一番。

山頂からはほぼ360°どちらの方向も良く見渡せます。八ヶ岳、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、毛無山を始めとした天子ヶ岳山系、御坂山系、天城山方面など。駿河湾も見えるそうなんですが、どこか分かりませんでしたw 多分見えてたと思います。

1時間程休みを取ったら端足峠方面へ下ります。端足峠は静岡県側から上がってくるコースとの分岐点でもありますが、本栖湖に下りる事も出来ます。以前は笹藪がけっこう激しくて、足下が滑りやすい急な道でしたが……

すっかり整備されてましたw とても歩きやすいつづら折りの登山道に変わっていました。整備して下さっている方たちに感謝です。この辺りは野菊やリンドウが多いので、もうちょっと早い秋の初めなら花を見ながらゆっくり下りるのも良いかと思います。

端足峠より富士山
端足峠には鞍部を越えてちょっと登り返せばすぐです。今日は本当に天気が安定してくれていて、午後になってもかすみがほとんど掛かりませんでした。富士山を眺めるにはとても良い日だったと思います。

ここから北へ、本栖湖畔へ下りる道になります。落ち葉と転石の多い歩きにくい道で、所々凍っているので要注意です。自分は元々下りが苦手な上に久しぶりで脚力も落ちているので、無理せずゆっくり下る事にしました。

この辺りからカンアオイがちらほらと顔を見せ始めます。山梨県内ではフタバアオイやウスバサイシンといった落葉性のカンアオイの仲間は比較的あちこちで見られますが、常緑性のカンアオイは限られた場所でしか見る事が出来ません。

静岡県との県境にある山塊や、身延山から南部に掛けての一部で見られますが、どこにでも有るわけではありません。竜ヶ岳にあるものはヒメカンアオイと思いますが、もしかしたら別種かもしれません。見分けるには花を分解したり専門的な知識が必要なので、取りあえず自分はヒメカンアオイで納得しています。

ヒメカンアオイこれが標準的なヒメカンアオイの花です。右に写っているシクラメンの葉っぱみたいなのがヒメカンアオイの葉です。この山の個体は右の写真のような綺麗な葉模様の入る個体がとても多くて、緑一色の無地の個体は余り見かけません。

株元に咲く花はちょうど今が見頃というか、開花のピークなのですが、肌色っぽい地味な黄土色から薄い灰色、ややピンクがかったものなど色幅があります。

カンアオイの花は落ち葉の下に埋もれて咲いていますので、このように写真に撮る為には花を「発掘」しないと撮れません。撮影が終わったら元通り落ち葉に埋めて戻してあげるのを忘れないようにして下さい。

ヒメカンアオイ 黄花いくつか確認していたら、こんな明るい色の花を咲かせている個体もありました。千葉や埼玉のカンアオイ(カントウアオイ)の花を何度か見た事がありますが、どれも同じような色合いで余り幅が無かったのを思い出します。

それと比べるとヒメカンアオイはずいぶん色幅があるのだなぁと面白く感じました。葉の模様にも個体差があるし、カントウアオイとは近縁な種と言われていますが、さてどうなんでしょう。

峠を下り終えて遊歩道に出ると春なら足下にたくさんのフタバアオイを見る事が出来ます。もちろん今の時期は完全に落葉してしまっているので影も形も分かりません。ここのフタバアオイは白い花が咲きます。純白では無いですが、ガク片のほとんどと筒の部分の上の方は乳白色にちょっとピンクを足したような綺麗な色です。

普通のフタバアオイは黄緑~赤褐色の花が多いので、ここのフタバアオイも変わっていると言えるかもしれません。遊歩道を1時間程歩けば元の駐車場に戻りますが、今回は足が痛かったのと寒かったので湖畔道路に出て車道を歩いて戻りました。車道だと40分程で戻れます。

本栖湖何名か釣りをしている人がいました。終わりかけではありますが、湖畔沿いの紅葉はまだ綺麗で、退屈な帰路も少しは楽しくなります。本栖湖の奥に見えている山は右から三方分山、大平山で、さらに左の方に蛾ヶ岳があります。

市川大門の蛾ヶ岳からこの三方分山までは縦走できるコースがありますが、片道17kmというけっこうハードな距離があります。一度往復した事があるんですが、翌日まともに歩けませんでしたw

朝の5時頃にスタートして車に戻ったのが18時過ぎだったか…ずいぶんと無茶もしたものです。久しぶりの登山で筋肉痛にはなりましたが、一日とても良く晴れてくれて楽しい登山でした。これから週末はどこかしら行こうと思います。
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