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十二ヶ岳はロックな山!

精進湖より夕焼けの富士山先週に引き続いて富士五湖周辺の山へ登ってきました。西湖は南に五湖台とも呼ばれる足和田山、北に今回の十二ヶ岳とその奥に御坂山塊と二つの山稜に挟まれています。

朝から天気が良い事は期待通りでしたが、早朝は辛くなる季節。少し遅い時間に出発したので西湖への到着は9:30分頃になりました。十二ヶ岳へは今回が二度目の登山です。前は2006年の11月に登っていたようで、おぼつかない記憶では最後の方にけっこう危険な上り下りがあったような……それと下山してから車に戻るのに大変だったような。


分化洞トンネル前回は河口湖側の長浜が登山口でした。写真では真ん中あたりに分化洞トンネルが写っていますが、ここを越えると長浜です。先週の竜ヶ岳でも戻るのに長く道路を歩きましたので、今回は避けたいなぁとこの辺りの地図を見ていると、住宅街の中に登山道らしきものがあるのに気が付きました。

一見T字路のように見えますが、自販機の手前に左の住宅街に入る細い道があります。左折してすぐの所で道路と平行している細い道があり、旧道のようでした。現在は旧トンネルに繋がる旧道は車の行き来が無いようで、終点は駐車スペースと考えても良いようです。5、6台は楽に駐められるスペースがありました。今回はそこに車を駐めて、住宅街に戻る方向に山に沿って西に向かいました。

住宅街沿いの山道地図上では登山道らしき破線表示がありますが、最初は登り口が分からず行ったり来たりしてしまいました。写真の奥の方、下に見えている舗装道路の終点が車を駐めた場所になります。そこから西へトンネルと反対方向にしばらく歩いてくると、この山道の登り口があります。

登山道というわけではないようで、登山口を示す標識も何もありませんでした。家と家の間の裏道のように見えましたが、少し進むと狩猟者に向けての注意書きの看板がありました。イノシシ用の罠が所々仕掛けられているそうです。ただ、道を外れて藪に入らなければ大丈夫なようです。

この道の先は両側がお墓になっています。おそらくこの地区の方たちの墓地なのだと思います。厳かな気持ちと他人の庭を無断で歩いているような申し訳ない気持ちになりながら歩いて行きました。

慰霊碑付近

登り詰めたところに慰霊碑がありました。日本陸軍の英霊を祭ったお墓のようです。こんな寂しい所にあるのを少し不思議に感じながら一礼して写真の右端に写っている登山道に進みました。この辺りから登山道らしい感じになってきます。

落ち葉を踏みながら少しずつ勾配が急になってくる登山道を歩きます。息が上がる程ではありませんが、身体を温めるには十分な運動です。

分化洞トンネル方面との合流地点

稜線が見えてくると、そこが長浜方面からの合流ポイントでした。写真の右奥が長浜からの登山道です。正面が毛無山に向かう登山道で、これから徐々に勾配もきつくなっていきます。

前回登った時はこんな所で合流したかなと記憶を探りながら歩いていると、ちょっと平らな辺りで一人歩きの方に出会いました。その人の話だと先の分岐は分化洞トンネルを越えたすぐの所にある駐車場からの登山道の合流点で、そこからは足和田山方面にも行けるのだとの事。

そう言えば前に来た時に、トンネルを越えてすぐ右側に数台の車が止まっていたなと思い出しました。下り終えて歩きで戻って来る途中、こんな所に登山口があったのかーと、次はここからにしようとか半分後悔していた気持ちも思い出していました。

いやぁ、さすがに7年も前の事だとほとんど忘れてしまっていますね。でも同じ場所に来ると、不思議と記憶は再生されるようです。7年前にもやっぱりこの登りをきついなぁと思いながら登っていた気がします。

ブランクが長かったせいでかなり筋力が落ちています。持久力も無くなってますし、休み休みゆっくりと登りました。毛無山までは明るい樹林内を歩いて行きます。何カ所か平らな小ピークがあるので、そこを目安に小休止しながら登り続けて、ようやく視界が開けてきました。

毛無山より富士山

下からおよそ二時間かけて、やっと毛無山に到着しました。途中で何名か下山してくる方とすれ違いましたが、毛無山の山頂にもけっこう人がいました。ここの標高は1,500mで既に竜ヶ岳の山頂より高い場所にあります。標柱の入った写真を一枚撮りたかったのですが、ガイド付きの一団がなかなか退いてくれなかったので諦めて先を急ぐ事にしました。

既にお昼近くなのであまりゆっくりもしていられません。ここから稜線のアップダウンが始まります。一ヶ岳から十二ヶ岳まで十二のピークを越えていきます。直線距離は大したことないのですが、上下動の激しさはなかなかの物があります。静岡県との県境にある南部の山の高ドッキョウも稜線のアップダウンが連続する山ですが、距離がある代わりにあまり激しく上下しません。

どちらがきついかというと距離のせいで高ドッキョウに軍配が上がりますが、危険度からいうと十二ヶ岳でしょうか。特に最後の上り下りは凍結時期は慎重さが必要です。

桑留尾方面一ヶ岳から二ヶ岳の途中に、西湖の湖面が良く見える場所がありました。写真の奥側が足和田山で、右に写っているのが帰りの下りのルートになる稜線です。

湖面に細かいさざ波が立ってまるで空の雲を反射しているように見えます。地平付近は少しガスってきましたが、空は一面雲一つ無い良く晴れた日でした。晴れの度合いからいえば先週の方が良かったかもしれませんが、気温が高かったので寒さはあまり感じませんでした。

十二ヶ岳までのピークは偶数はきつめで、奇数は楽、と覚えておくと目安になると思います。実際には全てのピークを登るわけでは無くて、中腹を迂回するコースも何カ所かあります。

最初に現れるやや危険なポイントが四ヶ岳からの下りでしょう。軽く鎖場になっていて、ロープが備え付けられています。鎖場の心得は、なるべく鎖を使わない事。矛盾するようですが、ほんとはこれが重要です。たいていの鎖場は、三点支持の基本を守って足掛かりをしっかりしていけば、ロープや鎖に頼らずに上り下りできます。

鎖やロープは時間を短縮する為の補助だと考えて、なるべく使わないで登る事を考えるようにすると分かってきます。岩のくぼみや出っ張り、ガッチリした木の根っこ、太い木の枝など身体を支えてくれる物はたくさんあります。経験を積んで練習するしかありませんが、ロープや鎖に頼らない歩き方は安全にも繋がりますので、無理せず考えながらゆっくり登る事をお勧めします。

十一ヶ岳への登りも鎖場のある登りですが、問題はここからの下りと鞍部からの登り返しです。この先はさすがに首からカメラをぶら下げたままでは無理なのでザックに仕舞いました。前に来た時はコンパクトカメラをポケットに入れていたようで、何枚か写真を撮っていましたが今回は無しです。十一ヶ岳からの下りは約30m程直線に岩場を下るところがあります。積雪があって凍結しているとかなり危険で、アイゼンが無い場合はやめた方がいいレベルです。太いロープがありますので安全を確認したあとロープを頼りに下るのもありです。

鞍部では短いですがアルミ製の吊り橋があります。揺れるのと耐荷重の関係で必ず一人ずつ渡る必要があります。渡り終えるとすぐに岩場の登りが始まります。鎖が何カ所も付いていますが、基本を守れば鎖無しでも登れる場所です。両手両足を使って全身で登ります。途中で一息付けるポイントは眺めが良く、日川山系が綺麗に見えました。日の差さない北斜面を登るので、汗がすぐに冷たくなります。息を整えたらどんどん登ります。

岩場が終わって登りが緩やかになると、帰りのルートの桑留尾方面への登山道の分岐点です。そこから山頂まではほんの一登りです。山頂が混雑している時は、この辺で休憩すると良いと思います。

十二ヶ岳山頂より富士山毛無山から二時間ちょっと掛かりましたが、十二ヶ岳に到着しました。山頂は狭くて十人もいれば一杯な感じになります。幸い時間が遅かったせいか山頂には二組だけ、祠と標柱の側でお昼ご飯の最中でした。

自分も南側の岩の上に座ってお昼を頂きました。14:00を過ぎている遅い時間だったので、今回はラーメンは無しで、持ってきたおにぎりとゆで卵で軽く食事を済ませました。自分は下りが苦手なのであまりもたもたしていると帰りが遅くなります。30分程のお昼休憩で早めに切り上げて、先ほどの下山ルートに戻りました。

桑留尾方面へのルートは最初はきつい下りが続きます。岩場では無いだけマシですが、滑りやすく十分危険なので無理はせず慎重に。途中から稜線を西に少しそれて樹林内を歩く辺りで傾斜がゆったりになり歩きやすくなります。

ここでペースを稼ぐと下りを短縮できると思います。西湖が下の方に見えてくると、そろそろ分化洞トンネル方面への分岐です。桑留尾方面は右へ、トンネルには左に向かいます。落ち葉の積もった割に歩きやすい道ですが、所々崩れていたり、倒木が道を塞いだりしているので、疲れた足にはそれなりに大変でした。途中から旧小学校通学路という旧道と合流して住宅街に向かいます。

全長2.6kmあるそうですが、今はもう使われていないようです。登山道としては普通ですが、通学路に使うには荒れてる感じです。終点は住宅街の舗装道路に繋がっています。道路に出ると車まではほんのちょっとで、前回より戻るのがだいぶ楽でした。まさに計画通り。リハビリ代わりの登山としては十二ヶ岳はまだ早いかと思いましたが、意外と歩けました。ただ時間はだいぶ掛かってしまったので、帰りはすっかり日が暮れてしまいました。その代わり冒頭のような夕焼けの富士山を見る事が出来たので是とします。

次はもうちょっと歩きやすいところに行こうかと思います。

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