先月に蒔いた原種シクラメンの発芽が始まりました。最初はミラビレの品種の「タイルバーン・ニコラス」です。やっぱりタネが大きい分、発芽も早いのかなと思います。コウムは80日くらい、ロディウムなどレパンダム系は120日かかるそうなので、種類ごとにだいぶ差があります。

ガーデニング

昨日の予告の通り、丸一日以上吸水させたシクラメンのタネをまきました。左上から上段はタイルバーン・ニコラス、インタミナタム、コウムBSBEf2、下段はコウム・レイクエフェクト、コウム斑入り、札の付いていないのはヘデリフォリウムです。

種皮の色も違いがありますが、大きさがけっこう違って驚きました。インタミナタムは葉も花も小さくて可愛いので、やっぱりタネも小さいですね。コウムもインタミナタムよりは大きいけど小さなタネです。意外と大きいのがタイルバーン・ニコラスのミラビレです。ヘデリフォリウムと同じかそれ以上の大きさのものもあります。

右下のヘデリフォリウムは園芸種のシクラメンと同じくらい大きなタネで、発芽率がよく育てやすいというのも納得です。全体的に茶色が濃いのは、春先に採取して保存していたタネだからかな?

ガーデニング

園芸ネットから購入した、原種シクラメンのタネが届きました。生産者はどこかなーと、ラベルの写真からたぶん横山さんだろうと思っていましたが、やっぱり横山ナーセリーのタネでした。ラインナップがアシュードナーセリーのWebページと同じだったので、もしかしたらアシュードの? なんて期待してましたので少し残念。

今週末にまく予定なのでこれから吸水させます。シクラメンのタネは種皮が硬くて水分の吸収に時間がかかるので、まく前に丸一日以上吸水させて発芽を促します。眠っているタネの目を覚ますような感じですね。発芽まで半年くらいかかる種類もあるので、念のためベンレートなど殺菌剤を溶かした水で吸水させています。

全部で7種類あります。どれも初めて育てる種類なので楽しみですが、中でもコウム・レイクエフェクトという大輪の純白、ミラビレ・タイルバーン・ニコラスが前から欲しかったので大いに期待です。咲くまで何年もかかりますけど、元気に育ってくれるかなー。