サツマチドリ 黄覆輪

サツマチドリが満開時期になりました。イワチドリから始まる春のチドリ祭りも、最終段階に入ったなぁと感じます。最近は梅雨時期といっても暑い日が続くので、サツマチドリは最後の花を咲かせるまで至らず、つぼみがつぶれて終わってしまうものも多く見ます。

私が子供の頃にはそんな年は一度もなかったと思いますので、やっぱり全体的に気温が上昇しているのか? と思わずにはいられません。写真のサツマチドリは黄覆輪斑の入る安定した葉芸品種です。花は並花で大したものじゃないと思っていましたが、球根がしっかり出来るとかなり形の良い、きれいな花が咲いてくれました。

上作と呼べる出来になったかと思います。花数も多くてサツマチドリらしい良さを出すことが出来ました。

イワチドリ・鈴姫系筋状斑紋花

今年は春先にゴタゴタしてしまって、一部のイワチドリの植え付けが一ヶ月以上遅くなってしまいました。ほとんどの品種は咲き終わっているのですが、そのせいで写真の鈴姫系筋状斑紋などの品種が今頃満開です。日中の気温が30℃になる日もあるので例年ならそろそろサツマチドリくらいしか咲き残っていないのですが。

ウラシマソウ・パンダ系実生

昨年は乾燥させすぎてまともに咲いてくれなかったのですが、今年は順調に育って咲きました。パンダ系と珊瑚の交配実生株です。スッキリした青軸にパンダ系の筒の部部が白くなる性質が良く出ていて、元のパンダと似た姿ですがより洗練された花になっているように思います。

この交配の組み合わせは、どれも写真のような花になるようで、セルフで分離させた場合にどうなるかは分かりませんが、おそらくこんな感じの花が大半になるんじゃないかなぁと思いました。

ガーデニング,春蘭

中国春蘭「緑英」

蘇州で発見されたものが1902年に人に渡って知られるようになり、日本には昭和2年頃に渡来したとされています。かれこれ120年もの長い間、たくさんの人の目を楽しませてきた蘭です。最大の特徴は花茎が緑茎であることで、中国春蘭で緑茎のものは多くないようです。

香りはそれ程強くありませんが、少し甘さを感じる良い香りです。大富貴の香りより雑味を感じるけれど、より甘い香りです。

ガーデニング,春蘭

中国春蘭「大富貴」花

子供の頃から蘭という植物が好きになって、老年になったら寒蘭や春蘭を育ててみようと思っていました。とはいえ歳を取ってからでないと手を出さないという決め事をしていたわけでもないので、振り返ってみるといつも数鉢の東洋蘭を育てていたように思います。

昨年あたりからそろそろ本腰を入れて育てようと思い、寒蘭を数点求めてみたりしました。今年は今まで一度も育てたことが無かった、中国春蘭を育てたいという気持ちになりました。切っ掛けはたまたま見掛けたお店で咲いていた、とても良い香りの春蘭が中国春蘭だと知ったからです。

この花は「大富貴」という銘品でとても良い香りがします。