ヘデリフォリウムに似たお花を咲かせる、香りのあるシクラメンです。キプロス島に生えているそうで、なんとなく上品な雰囲気がするのは、地中海生まれのせいかな。
葉にも複雑な模様が入りますが、ヘデリフォリウムに似ています。両種の違いは開花の時期と葉の出るタイミングで、シプリウムのほうが早咲きで、お花と葉を同時に伸ばしてきます。
ヘデリフォリウムはお花が終わる頃から葉が伸びてくるので、この違いは顕著です。
小型のランや山野草の話題が中心です
もう3年も前の本になりますが、原種シクラメンの情報がこれだけまとまっている書籍は、他にないと思います。もちろん日本語で書かれた書籍以外なら、いくつも素晴らしい本があります。原書で読むのも楽しそうですけど、やっぱり敷居が高いですよネ。
自生地の写真も憧れるし、やっぱりNHK出版さんはこういう本を作るのがうまいなぁと思います。栽培のポイントやタネのまき方など勉強になることばかり。シクラメンがお好きならぜひ手に取って欲しい本です。
昨日の予告の通り、丸一日以上吸水させたシクラメンのタネをまきました。左上から上段はタイルバーン・ニコラス、インタミナタム、コウムBSBEf2、下段はコウム・レイクエフェクト、コウム斑入り、札の付いていないのはヘデリフォリウムです。
種皮の色も違いがありますが、大きさがけっこう違って驚きました。インタミナタムは葉も花も小さくて可愛いので、やっぱりタネも小さいですね。コウムもインタミナタムよりは大きいけど小さなタネです。意外と大きいのがタイルバーン・ニコラスのミラビレです。ヘデリフォリウムと同じかそれ以上の大きさのものもあります。
右下のヘデリフォリウムは園芸種のシクラメンと同じくらい大きなタネで、発芽率がよく育てやすいというのも納得です。全体的に茶色が濃いのは、春先に採取して保存していたタネだからかな?
普段は debian を使っているので、KUSANAGI環境の CentOS はあまり馴染みがありません。なにげにログディレクトリをながめていると、fail2ban.log という面白そうな名前のログが….なになに、認証失敗を記録してBANしてくれるサービスなのか。