Cosmo Communicator 二週間目の感想

Cosmo Communicator 開いた状態

Indiegogo で出資していた、Planet Computers のキーボード付きスマホ第二弾が届いたのがちょうど二週間前くらいです。Gemini を仕事に趣味にとまぁまぁの頻度で利用していたので、これには正直期待していました。

届いたときの第一印象は、カメラと指紋認証ボタン以外はそんなに変わらないかな? でした。しかし使い始めてその印象はけっこう変わりました。

Cosmo Communicator の SIMスロット

まず SIMスロットが Gemini とは大きく変わって、一般的な Android スマホと同じになったこと。Nano SIM x 2 か、Micro SD と Nano SIM の組み合わせが選べます。eSIM にも対応していますので、トリプル SIM もいけるのかと思いましたが、SIM2 は eSIM と排他制御のようです。わたしは Micro SD を使うのでそのうち eSIM も追加してみようかなんて思っています。

気をつけないといけないのが、写真のように開いた状態で抜き差しした方が良いことですね。閉じた状態だとスロットが逆さまになるので、抜いた瞬間 SDカードや SIM が落ちますw

キーボードの打鍵感は良いと思います。Gemini よりカチャカチャ音が大きくなりましたが、その分打った感触もしっかりあって、入力作業がはかどります。文書入力をメインで行う方にはお勧めできます。キーは相変わらずの変則キーですが、Gemini と同じキー割り当てアプリが動作しますので、自分の使いやすいようにカスタマイズして使えば良いと思います。わたしはカーソルキー周辺のキートップを入れ替えてます。

Cosmo Communicator の裏

裏面はすっきりしていて、ロゴと本体名、128GB というストレージサイズがプリントされているのみです。スマホっぽくなった感じがします。Gemini は何もプリントされていないフラットな裏面でした。どちらが好みと聞かれると、ロゴマークはあった方が好きかな。

Gemini と Communicator のサイズ比較

Gemini と並べてみました。見た感じ大きさは一緒ですが、Communicator のほうが厚みがあります。カメラユニットやサブモニター部分が盛り上がっている感じですね。持ったときにずしりと重さを感じますが持ちにくくはありません。

Cosmo Communicator のサブモニター

特徴でもあるサブモニターの表示ですが、通信状態や日時の表示、メールの着信など表示してくれます。専用ウィジェットを動かしたり、かなりカスタマイズできるらしいのですがそれはこれからに期待というところでしょう。どうも設定にバグがあるらしくて、サブモニターを表示しているとバッテリー消費がかなり上がります。

メモリが 6GB、内部ストレージが 128GB あるのでスマホとしてはかなり余裕がある機種だと思います。Helio P70 もミドルハイくらいの性能がある CPUだと思います。ゲームで遊ぶ人もまぁまぁ満足できる Antutu 18万越えのスコアは、かなり頑張った性能と思いました。ゲームはしない人でもあらゆるレスポンスがキビキビしているので、やっぱり P70の恩恵は大きいようです。

約二週間使った感じでは、大きな不満はありません。内蔵カメラも普通に使えるレベルですので、記録用やちょっとしたお出かけ写真には十分でしょう。インスタ目的だと、ちょっと弱いかなぁ…写真をメインにする方にはお勧めしません。やっぱり入力ガジェットですね。サブモニター用のウィジェットがこれからどうなるのかが不安でもあり、楽しみでもあります。