ガーデニング,クリスマスローズ

ウィルさんがブダペスト郊外で発見した、クリスマスローズの原種ダブルです。原種系交配の初期のダブル咲きには親としてよく使われたそうです。サイトナンバーはWM9505 ですから、発見されてからもう25年近く経つことになりますね。

この株は現地採取された個体の株分け増殖苗なので、発見時の遺伝情報をそのまま持っている株ということになります。こうしてみるとクリスマスローズの原種はけっこう長生きだなと思いました。宿根草の中には、10年程度で株の寿命を終えてしまう種類も多く、実生で更新しないと維持できないものもあります。

ガーデニング,寄せ植え

早春の寄せ植え第二弾は、アネモネを中心としたシックな感じに仕上げました。奥側からユーフォルビア・プルプレア、ピンクネコヤナギ、ホスタ・ブルーマウスイヤー、ロニセラ・ニチダ、アネモネ・ポルト ブルー、ヘスペランザ・パウシフローラ、ビオラ レッドです。

サカタのタネさんのアネモネ・ポルトは、コンパクトで次々と花の咲くアネモネだそうで、ゴールデンウィークまで咲いてくれるそうです。ホスタはまだ冬芽の状態で、地上には何もありません。可愛いブルーグリーンの葉っぱが出てくるのが楽しみ。

ネコヤナギはシルバーやブラックなどもあったり、最近はいろいろな種類があるようです。ピンクネコヤナギ以外にも育ててみたいですね。ヘスペランザはアヤメ科の球根植物。初夏には地上部は無くなっちゃいます。

ガーデニング,クリスマスローズ,寄せ植え

関東に寒波がやってきた連休初日に、クリスマスローズを中心にした早春の寄せ植えを作りました。雪の予報も出ていて心配していましたがあまり気温も下がらず、風のない曇りの一日になりましたので寄せ植え作りには良かったと思います。

左奥の紅葉している葉っぱは、常葉キブシという花木でわりと珍しいものです。春先の山に行くと沢沿いや谷筋に良く生えているキブシの中国産の種類で、落葉しないので椿のような雰囲気です。つぼみが付いているのでお花も期待できそうです。初めて見るのでとても楽しみです。

ガーデニング

浅間クリスマスローズガーデンさんから、輸入のチベタヌス苗が送られてきました。今年はいつもより遅かったみたいですが、幸い? 12月に入ってからあまり寒くなっていないので良かったです。左の株が甘粛省天水のチベタヌスで、小輪の赤みの強いお花のチベタヌスです。

右の株は陜西省太白山のもので、薄いピンクにぼかしのような濃いピンクの筋が広がる美しいお花を咲かせるそうです。こちらは見たことのないタイプなので楽しみです。太白山の株の方が根が黒くなっているものの、地下茎は大きくしっかりしています。

ガーデニング,寄せ植え

※お花が咲いてきたので写真を差し替えました。

先日紹介した「秋の寄せ植え その1」で使っている、紅花大文字草が咲き始めました。すぐに咲くかと思っていましたが、意外と時間が掛かったのは冷え込む気温のせいなのか、この品種の特性なのか気になります。

外側に向かうほど淡くなるピンクの八重咲きで、全体の色あいも咲いて数日すると薄くなる色変わりの性質があります。そのお陰で咲き進むと、お花の色に変化が生まれてよりきれいです。