早春の寄せ植え-クリスマスローズ

関東に寒波がやってきた連休初日に、クリスマスローズを中心にした早春の寄せ植えを作りました。雪の予報も出ていて心配していましたがあまり気温も下がらず、風のない曇りの一日になりましたので寄せ植え作りには良かったと思います。

左奥の紅葉している葉っぱは、常葉キブシという花木でわりと珍しいものです。春先の山に行くと沢沿いや谷筋に良く生えているキブシの中国産の種類で、落葉しないので椿のような雰囲気です。つぼみが付いているのでお花も期待できそうです。初めて見るのでとても楽しみです。

ピコティーホワイトダブルを左に、ゴールドダブルを右に植えて、手前にはミニ水仙・テートアテート、プリムラ・ジュリアン、ヘデラ・キプロスを植えています。左端にはまだ冬芽の姿ですが都忘れをひとかたまり。咲くのはゴールデンウィークの頃でしょうか。

右後ろはこんな感じで、ヘデラ・ダックフットで縁を飾ってみました。このヘデラはあまり伸びなくてコンパクトにまとまりますが、枝がとても良く出ます。夏前に間引き剪定が必要になると思います。

くっきりした細いピコティーが美しい、大和園さんのDDホワイトです。花の中心を緑に染めますが、花びらのその他の部分にはほとんど緑が入りません。大和園さんの作るクリスマスローズは、どれも白の発色が素晴らしくて、特にこの細いピコティのお花は気に入っています。

大和園さんといえば「パステリッシュ・ストレイン」で有名ですが、特に白の発色にこだわっている育種家さんと聞いています。来年もきれいに咲いて欲しいと思います。

一週間くらいは毎晩玄関に取り込みますが、基本的に寒さに強い植物だけで植えているので、外で管理する寄せ植えです。