便利なプラグインを紹介

2018年9月14日

ここでも使っている、WordPress 用の便利なプラグインを使ってみた感想を添えてご紹介したいと思います。

Akismet と WP Multibyte Patch は標準でインストールされるプラグインなので、それ以外の使い勝手を。

  • BackWPup

まとめてバックアップしてくれる便利なプラグインです。無償で使えますが、いくつかの機能は有償版で無いと使えません。バックアップするフォルダや、記事のカテゴリーを選択出来たり、ftp で別のサーバーに送ったり Dropbox に送ったり出来ます。

すべてをまとめて ZIPアーカイブしてくれるので、サイトのお引っ越しに使っても便利だと思います。 Google Drive に保存したかったのですが、そちらは有償版の機能だったのが残念です。データベースの保存は SQLスクリプトにするか、バイナリのアーカイブにするかの選択も出来るので、分かる人なら MariaDB 以外のデータベースにも復元出来ると思います。

  • Enable Media Replace

アップロード済みの画像をファイルだけ差し替えることの出来るプラグインです。「画像の編集」機能にファイルを置き換えるボタンが出てきます。元のファイル名のままにしたり、新しいファイルのファイル名に置き換えたりも対応してます。

サムネイルも再作成してくれるので、ftp で入れ替えするより楽だと思いました。おすすめです。

  • Google XML Sitemaps

検索エンジン用にサイトマップを作成してくれるプラグインです。色々と細かい設定が出来ますので、robots.txt の記述を理解している人だとより便利に使えると思います。そのままでも十分ですけど。

WordPress の 仮想robots.txt に内容を追加するタイプなので、独自の robots.txt を置く場合は Sitemap の記述などを追記する必要があります。

  • Two Factor Authentication

Google 認証システムアプリのワンタイムパスワードを使って、二段階認証を使えるようにしてくれるプラグインです。セキュリティ強化の為にはぜひ導入したい機能です。一度設置すれば使い方は簡単ですし、ログインユーザーごとに発行される二次元バーコードを読み取るだけでアプリに登録出来ます。

スマホやタブレットから更新する人にも便利で、認証アプリの確認コードを長押しすればクリップボードにコピーしてくれるので、そのまま貼り付けて認証出来ます。

スマホが壊れたり無くしちゃったら……と心配な場合は、管理者権限を持った普段は使わないユーザーを一人作っておいて、20文字くらいの複雑なパスワードを設定しておけばいいと思います。

このプラグインはユーザーごとに二段階認証の有効・無効を設定出来るので、この非常用ユーザーは二段階認証をオフにしておけば、万が一の時でも設定を変更出来るので元に戻せます。

パスワードの文字数は?ブルートフォースアタックの対策あり」こちらの方の情報によれば、20文字のランダムパスワードなら総当たりで10兆年以上かけないと敗れないので、まぁ安全かと思います。量子コンピューターが実用化されたら分からないけどな!

  • WP User Avatar

ユーザーごとのアバター画像をオリジナルのものに設定出来るプラグインです。ただし、設置してあるサイト限定で反映される画像になります。コメントを返す時などに、本人確認にもなるので良いかと思います。

 

以上、便利なプラグインのご紹介でした。他にも仕事で利用しているプラグインもいくつかありますので、機会があればまたご紹介しようと思います。