デレナティー・ビニカラーが咲きました

パフィオの原種系の中で、良い香りを持つものは少ないそうですが、デレナティーはその中の一つです。この株もバラそっくりの良い香りがあります。自分の感じ方だと、ハマナスの香りに近いかなぁと思いました。こちらのパフィオも前回のワーディ・アルバと同じ及川洋蘭園さんの系統です。
Paph. delenatii fma. vinicolor ×sibling ( 'F-238’ × 'Wine Drop’ ) という組み合わせの実生個体で、F-238 は「’Select’×’Old Mountain’」から選抜された大輪系、Wine Drop は「’Upper Field’×’Patty’」から生まれた濃色個体だそうです。ビニカラーというのが「ワインカラー」という意味なので、まさしく赤ワインのような落ち着いた艶のある赤紫が出ていると思います。

背景がごちゃついていて申し訳ないですが・・・初花にしては花形が良く伸びて30cm位あります。大株になるともっと伸びるのでしょうか。花の大きさは NSで 82mm とまぁまぁ大きい感じです。ペタルが丸く広がってくれているので、見応えのある花容に育ちそうです。
ドーサルセパルの背面はリップ並みに濃いワインレッドになりますが、ペタルや内側にはあまり色素は乗らないのがビニカラーの特徴だそうで、通常種のデレナティー濃色花とはこの点も見分けるポイントになるとか。模様の入る葉の縁や裏側は黒紫色がべったりなので、その点でもデレナティー濃色花とは違いがあります。
丈夫で育てやすい上に香りまであって花もきれいと、良いところばかりの原種です。低温にも耐えてくれるので、これからパフィオを育ててみたいという人にはお勧めの種類かなと思いました。
来年も咲いてくれることを楽しみにしています。












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