Plugin Load Filter でさらなる高みを目指す

luxeritas の作者、るなさんの紹介で知った何やらすごそうなプラグイン。

作っているのは「合同会社セルティス電子工房」さんという日本の法人です。公式登録済みの WordPress 用プラグインなので導入も簡単です。日本語翻訳がどうとか、謎のメッセージ出てますが……

このサイトの高速化を目指すにあたり、この先今よりプラグインの導入数も増えそうなので、ぜひ使ってみたいと思い入れてみました。

WordPress ではいろいろな機能の追加をプラグインで行うことが多いのですが、特定のページでしか利用しなかったり、管理画面でしか使わないプラグインも多くあります。それらも含めて、全てのプラグインスクリプトを実行しながらページ生成するのが WordPress です。プラグインを入れすぎると遅くなる、当たり前といえば当たり前の話で。

Plugin Load Filter はこの部分を改善してくれるプラグインで、自身を他のプラグインより先に実行させることで、他のプラグインの有効・無効を設定条件に従って動的に制御してくれます。KUSANAGI 環境ではおなじみの、

「必須プラグイン」に登録されます。ロードの制御はこのプラグインが行いますが、Plugin Load Filter の設定画面を表示したり、フィルター登録を行う本体プラグインは、「使用中」の方に登録されます。

実は KUSANAGI 環境ではここで1つ注意です。

必須プラグインは通常のプラグインとは異なる、/wp-content/mu-plugins/ に登録されます。その為、このディレクトリに WordPress からの書き込み権限がないと、必須プラグイン本体が登録に失敗します。デフォルトの KUSANAGI のパーミッションだと、おそらく書き込み権限はないので失敗すると思います。

この場合は /wp-content/plugins/plugin-load-filter/mu-plugins/ にある plf-filter.php を /wp-content/mu-plugins/ にコピーしてください。そうしないと肝心のロード制御が働きません。

 

設定条件にはいろいろありますが、ページごとや管理画面だけ、という条件での利用が一番多そうです。今のところ体感ではそれほど変わらない感じですが、今後効果が出てくるのではないかと期待しています。