関東に寒波がやってきた連休初日に、クリスマスローズを中心にした早春の寄せ植えを作りました。雪の予報も出ていて心配していましたがあまり気温も下がらず、風のない曇りの一日になりましたので寄せ植え作りには良かったと思います。
左奥の紅葉している葉っぱは、常葉キブシという花木でわりと珍しいものです。春先の山に行くと沢沿いや谷筋に良く生えているキブシの中国産の種類で、落葉しないので椿のような雰囲気です。つぼみが付いているのでお花も期待できそうです。初めて見るのでとても楽しみです。
小型のランや山野草の話題が中心です
浅間クリスマスローズガーデンさんから、輸入のチベタヌス苗が送られてきました。今年はいつもより遅かったみたいですが、幸い? 12月に入ってからあまり寒くなっていないので良かったです。左の株が甘粛省天水のチベタヌスで、小輪の赤みの強いお花のチベタヌスです。
右の株は陜西省太白山のもので、薄いピンクにぼかしのような濃いピンクの筋が広がる美しいお花を咲かせるそうです。こちらは見たことのないタイプなので楽しみです。太白山の株の方が根が黒くなっているものの、地下茎は大きくしっかりしています。
※お花が咲いてきたので写真を差し替えました。
先日紹介した「秋の寄せ植え その1」で使っている、紅花大文字草が咲き始めました。すぐに咲くかと思っていましたが、意外と時間が掛かったのは冷え込む気温のせいなのか、この品種の特性なのか気になります。
外側に向かうほど淡くなるピンクの八重咲きで、全体の色あいも咲いて数日すると薄くなる色変わりの性質があります。そのお陰で咲き進むと、お花の色に変化が生まれてよりきれいです。