ガーデニング,山野草

プレオネ斑入り

プレオネ・ストロンボリの花が咲きました。原種同士を交配した交配種のためか、夏越しが難しいプレオネの中ではフォルモーサに次いで丈夫なようで、順調なら毎年増えてくれるそうです。これは葉に覆輪が入るタイプだったと思いますが、花の時期にはまだ展開していないので、葉が生長したらまた紹介できればと思います。

左側に葉芽が伸びている株が写ってますね。花はかなりきれいなカトレアに似た花で、世界中に愛好者がいるのもよく分かる野生ランですね。タイリントキソウ(フォルモーサ)はホームセンターで絵袋売りもしていますが、今の時期なら開花株が出回っていると思います。

ガーデニング,山野草

ユキモチソウ

ユキモチソウはサトイモ科のテンナンショウ属で、西日本に分布している種類です。学名からは四国で最初に発見されたことが分かります。山梨でもよく見かけるマムシグサと同じ仲間ですが、あちらはヘビクサとかヘビユリなんて呼ばれて気味悪がられていますが、ユキモチソウは漢字で雪餅草でおめでたい花として尊ばれていたそうです。

確かに真っ白でお餅っぽいのは縁起がよい気もしますね。昔から山野草としてはとても人気がある花で、栽培も難しくないのでよく普及しています。意外と耐寒性もあって山梨では冬の間も外で大丈夫です。が、時々ある-10℃を下回った年には球根が枯れてしまうこともあります。

ガーデニング,寄せ植え

ムスカリ・ブリンブリン

春先に作った、青い花だけの寄せ植えがあります。その中でムスカリの「ブリンブリン」という面白い名前の品種が咲いてきました。ブドウムスカリの品種らしいのですが、ワックスで磨いたみたいにツヤツヤして光沢があるきれいな花を咲かせます。

丈夫さではブドウムスカリと同じくらいなので、もっと可愛い名前だったら人気が出たんじゃないかなぁ、なんて思ってしまいますね。ブリンブリン、英語なら悪くないかもしれないけど……プリンプリンなら、可愛い感じ。

ガーデニング,クリスマスローズ

デュメトルムのダブルがようやく開花しました。今年は今までで一番良い咲き方になってくれたと思います。高さも出ているし花首も長く伸びています。WM9505はウィルさんがブダペストの雑木林で発見した、ダブルのデュメトルムが生えていたサイトです。1995年に採取されてからもう四半世紀になるんですね。

今ではいろいろな育種家の手に渡って、原種系交配の重要な親に数えられています。育てている印象としては、一重のデュメトルムより少し育てにくいかなと感じています。それというのも野生から採取されたワイルド個体のせいでしょう。実生を繰り返せばいくぶん人の環境に慣れて育てやすくなるのはどんな花にもあることです。

ガーデニング

わたしが高校生くらいの頃に初めて見かけたように思います。ニオイハンゲというバナナのような香りのする小型のサトイモ類があって、それに似た感じで花に特徴のある小型の山野草という雰囲気。

いつの間にか広まって、割とどこの山野草店でも見かけたように思っていましたが、つい最近久しぶりに育ててみようと探してもどこにも売っていません。ネットで栽培している人の話も2016年頃からあまり情報がなくなっている感じです。その頃に何かあったのでしょうか。