昭和46年に見いだされたオキナワチドリの斑入り代表種です。クッキリ入る白覆輪と育てやすさもあって最も普及しているオキナワチドリの葉芸品でしょう。発見から50年近く経っているのは驚きです。昨年一球で購入したものが無事に二球に増えてくれました。ウチョウランと同程度の増殖率じゃないかと思います。
オキナワチドリは冬咲きのチドリ類として、野生ランの入門種のような扱いを受けることもあります。しかし、わたしの経験から言うとかなり癖がある難しいランだと思っています。スズムシソウ属の感覚と言えば分かる方もいるのではないでしょうか。