エノモトチドリ二品種
![エノモトチドリ・白紫点](https://www.ikumi-u.net/wp-content/webpc-passthru.php?src=https://www.ikumi-u.net/wp-content/uploads/2020/05/P5180035_DxO.jpg&nocache=1)
アップで見るとコアニチドリのようですが、花の大きさがイワチドリと同じくらいあります。エノモトチドリの白紫点花です。エノモトチドリはイワチドリとコアニチドリの交雑種で、両種の中間のような花になるものが多く、昔流通していたものは大体そうでした。
細長くなったイワチドリ、背丈は伸びるけど。という花で育てやすくてよく増えはしましたが、もう一つパッとしない印象でした。今では紅一点や無点、紫一点などいろいろなタイプが作られていて、育てやすさと花付きの良さでいずれはイワチドリに変わって人気者になるんじゃないかと思っています。
![エノモトチドリ・紫宝](https://www.ikumi-u.net/wp-content/webpc-passthru.php?src=https://www.ikumi-u.net/wp-content/uploads/2020/05/P5180036_DxO.jpg&nocache=1)
昨年より作落ちさせてしまったエノモトチドリの紫宝です。形はエノモトチドリらしい細面ですが、唇弁や側花弁にもしっかり色が乗ってイワチドリのようにしっかりと発色します。花付きもとても良いのでしっかり作ればかなり豪華に咲かせることもできると思います。
それでもオオイワチドリ程ではないのですが……エノモトチドリを中心とした交配花が、今後いろいろ出て楽しませてくれることを期待しています。
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