九州産エビネ2

九州産エビネ2

先に紹介したヒゴっぽいタカネと一緒に入手したこちらは、典型的なタカネだと思います。花形には地エビネの特長が出ているのと、花色はキエビネ譲りの黄舌と写ってはいませんが前年の葉も地エビネとキエビネの中間な感じです。よくある橙褐色弁のタカネですが、嬉しいことにこの株にはよい香りがありました。

香りの表現は難しいと思いますが、わたしには桃と水仙の香りを足したような、甘い香りだと感じました。それほど強くないので近くに寄らないと分かりませんが、キエビネだと柑橘系の香りと表現されることが多く、地エビネにはキノコっぽい匂いのものがありますが、どちらとも違う香りです。

九州産エビネ2の花

根を傷めているためか花茎がすっきり伸びず、ごちゃっと咲いてしまっていますが、正開咲きという咲き方だと思います。エビネに一番多いタイプですね。柱頭の脇に頬紅のように赤味がのるので、これは地エビネから受け継いでいる特徴ではないかと思います。

九州産エビネ2の花横

舌の裏側から見ても他の色はほとんど感じられませんが、喉元に少し赤味が残るので素心系ではありません。まぁこの花もよくあるタカネと言ってよい花だと思います。香りの良さを楽しむにはよい花なので、株立ちにして玄関に飾るような使い方が向いていると思いました。

エビネの花といえば、27日(金)から上野グリーンクラブで第24回えびね銘花展が開かれているようです。今日29日が最終日で、ほんとうは行きたいと思っていたのですが、東京都で自粛要請出ていますし、車で乗り付けるのも大変な場所なので電車移動になると怖いしで行くのをやめました。

4月以降の静岡の展示会には行けそうだったら行きたいなぁと思いますが、さて状況はどうなっているのやら。

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