ウチョウラン「白宝」
白宝はかなり古い品種で、昭和のウチョウランブームの初期に世に出た純白花です。子房の色を見てもらうと分かるとおりに完全な青軸白花なので、実生すると純白花ばかり出てきます。いわゆる素心というタイプです。自然種なので花も草姿も全体に小型で野性的です。
栃木産の白花のように大型になる純白花もありますが、小型のものの方が暑さに強い印象があります。球根もそれほど大きくならないように思います。東日本産と西日本産で、同じウチョウランとはいっても変化しているのかもしれません。寒い地方の生き物程大型化する傾向にはありますが、ウチョウランもそうなのかは分かりません。
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