ミスト式立ち上げでアクア再開

けっこう長い間(10年くらい?)離れていた水草水槽を、久しぶりに立ち上げることにしました。きっかけはハイグロフィラ sp. ラトナギリとブセファランドラです。どちらも水中の姿がかっこよくて、自分でも育ててみたいなぁと昔を思い出しました。

「ミスト式立ち上げ」というのは10年前には無かった概念で、でも言われてみるとなるほど! と分かる素晴らしいアイデアです。以前もコケに悩まされた自分には、初期の対策ができるこの方法はかなり良い感じです。水上葉の水草をメインに使用するので、スネイルの侵入対策も期待できます。

まず右奥側に高台というか、オーストラリアン・クローバー(オーストラリアン・ヒドロコタイル)の絨毯を作りたかったので、広めにオークロ畑としました。チドメグサの仲間ですから、この環境ならすぐに増えてくれると思います。

右奥の水槽壁面にロターラ・ナンセアンの水上葉を植えました。後景草として頑張って欲しいです。それからブランチ流木にブセファランドラの Melawi Mini を水草グルーで付けたものを、手前の前景に右からテネルス、ストロギネ sp. パープル、ショートヘアグラスを植えました。

ソイルの色が黒いのは、間違って違う種類を購入してしまったからで深い意味はありません。GEX のピュアソイルブラックってやつで、崩れにくくて気に入っています。

今回は水深を浅めの水槽にしようと思い、ブランチ流木の先の方にハイゴケを付けました。ハイゴケは水中化しないコケと言われていますので、少しずつ水深を上げていって先端あたりに残って欲しいと思います。光量があれば多少は適応するらしいです。

左の流木はローズウッドという名前で20年くらい? 前に購入して使っていた、わが家最古の流木です。すごく固くてプレコの食事にもされず今まで残っていました。今回は sp. ラトナギリを水草グルーで付けています。活着性のあるハイグロフィラなので、根が伸びれば自然な姿で流木を這い上がってくれると期待しています。

水槽左側の後景にはルドウィジア sp. スーパーレッドをその手前にピグミーチェーンサジタリア、ニューパールグラスを植えてみました。スーパーレッドは中景草として使われることが多く、あまり背が伸びないかもしれませんが、その場合は別に何か追加するかもしれません。

ピグミーチェーンは昔から好きな草なのでw ニューパールグラスも好きな草です。もう一種、ストロギネ・レペンスという前景に使える有茎草を植えています。生長が遅い割に丈夫でコケに強く、ゆっくり這うように伸びるそうです。

トロピカ社がリリースした水草で、10年前には無かったような。ブセファランドラも10年前には珍しいサトイモ科の植物として出始めでした。まさかこんなにメジャーになるとは思いもしませんでした。いまやクリプトコリネから人気を奪っています。

 

この状態で水を入れずに約一ヶ月。どのくらい育ってくれるのか楽しみです。