ミスト式立ち上げ4W-注水しました

ミスト式での水槽立ち上げから4週間が経ちました。まだ早い感じもしますが、水槽手前のソイル際にラン藻が出始めたので、ここらで注水します。ニューパールグラスを始めルドウィジアもヘアーグラスも根っこは張っているようなので、これ以上待たなくても良さそうです。

そもそもミスト式立ち上げは前景草に向いたやり方で、有茎草に代表される後景草類やロゼットタイプには向かないそうです。モスには良いそうなので、最近はやりの山岳レイアウトなどにはとても良さそうです。

フィルターはサブフィルターを追加してダブル濾過槽にしました。左がエーハイムサブフィルター2213、右がエーハイムエコフィルター2234です。エコの呼び水機能でサブを経由して取り込めるか不安でしたが、サイフォンの原理は当たり前のように二つの濾過槽を満水にしてくれました。地球すごい。

サブにはリング濾材を3L入れています。最初は物理フィルターだけの働きですが、チャームさんのバクテリアリング・プラスワンSサイズというものなので、時間が経つと生物濾過もしてくれるそうです。プラスチック系の軽いリングでした。

エコの方はサブストラット満載です。こちらはなるべく触らないで生物濾過をしてもらおうという考えです。サブで大きなゴミは除去できますから、月に一度くらいの洗浄で維持できると思います。相変わらず静かで動いているのかよく分からんフィルターです。

CO2 添加システムは WaterPlantsWorld さんの「MR-651S型ボンベ用フルセット 12mmホース用」を使いました。電磁弁付きのレギュレーター、低流量スピコン、逆流防止弁付きカウンターなどがセットになった使いやすいシステムです。S型ボンベというのは、ソーダメーカーなどの炭酸水を作る家電商品用のボンベで、汎用の小型ボンベより大容量だけどミドボンほどは大きくないものです。

写真のものはソーダミニ用ボンベで内容量は210g。汎用の小型ボンベの約三倍の容量です。一秒一滴の添加量で三ヶ月くらい使える感じです。ソーダストリーム用なら更に倍の量なので、半年分くらいになりますか。どちらも使い捨てではなく再充填してもらうボンベなので、ランニングコストが良いものです。

コスト面だけならミドボン一択ですが、ガス漏れなどの事故が怖いので小型の水槽二個くらいならS型ボンベは良い選択肢になりそうです。

フィルターを一日回してCO2 システムをセットしたので、パイロットフィッシュのゴールデンアカヒレとラスボラ・エスペイを導入しました。導入というか、投入? 本人たちにはえらい迷惑だと思います。

どちらも2匹ずつの寂しい水槽ですけど、一週間後にはディープレッドホタルやらレッドテトラやらが同居する予定。他にはコケ撲滅隊のオトシンネグロ、ミナミヌマエビが控えています。一足先にヒメタニシのご夫婦は注水初日から移住してもらっています。ほんと、迷惑な飼い主です。

バックスクリーンを張ってみましたが、もう少し暗い色の方が良かったかな? 窓ガラスに目隠し用に張るシートを使いました。静電気で張り付くタイプで、何度でも張り直しができる便利なものです。最近はこんなものも売ってるんですね。

一日フィルターを回しただけですが、まぁまぁの透明度になっていると思います。右上隅にチラリと写っているテトラ・ダブルビリーフィルターのおかげかもしれません。別な水槽で使っていたスポンジを一個取り付けました。立ち上がりの早さはスポンジフィルターに勝るものは無いと思っています。何かと便利なので、昔は全ての水槽にビリーフィルターを装備していました。

今回はエーハイムが順調なら撤去する予定です。撤去しても別な水槽で使うだけなんですけど。

WaterPlantsWorld さんのシステムは、本来はフィルターのホースに繋げる強制添加システムなのですが、久しぶりの水草水槽なので CO2 の泡を見たいのと何かと話題のアンビリーバブルというのを使ってみたかったので、これで添加しています。一秒一滴の時の泡の出方ですが、うわさの通りなかなかに細かくて良さそうな泡です。

強制添加の方が1.5倍以上溶解力があるそうなので、ある程度したらそちらに切り替えるかもしれません。二秒一滴で同じ効果が得られるそうなので、ランニングコストが半分です。

小型のブセファランドラばかりだったので、Pink Centipede というタイプを二株付けてみました。新芽がピンク色? センチピードはムカデのことだったと思いますが、ムカデっぽい姿になるんでしょうか。

ブロウウィン・ファントムに比べるとだいぶ大きな品種のようです。

ラトナギリも葉先の方から赤みを帯びてきました。ミストの中でもそれなりに成長してくれていましたが、やっぱり水中の方が調子が出そうです。水草ジェルの白いはみ出しが目立っちゃいますね。早く脇目をたくさん出して隠して欲しいです。

スーパーレッドも葉先の方から赤くなっています。新芽は全体に赤い色になり始めているので、これから節間も詰まってきれいな姿になってくれると思います。ときどき大きな気泡をポコンと上げるのが面白いです。

 

さていよいよ水草水槽の完成に向けて本格始動です。ミクロソリウム・トライデントの流木が思ったより影を作ってしまっているので、下にあるオーストラリアン・ヒドロコタイルがどうなるか心配です。だめそうならレイアウトの変更も考えないと。