小型のランや山野草の話題が中心です
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2025年6月5日写真,野草
まだ若くて黄緑色ですが、いわゆる桑の実です。ヤマグワだろうと思って写真を撮りましたが、マグワ(中国原産の栽培種)かもしれません。もう少し実が熟して赤くなってくるとはっきりします。子供の頃は近所で養蚕をしている家がたくさんあって、桑の実も食べ放題でした。
子供にとって酸味の少ない甘い果実というのは、おやつ代わりの人気の一品でした。ジャムにしても美味しいし、今でも時々食べたくなる味です。
記事を読む ヤマグワの実かな?
2025年6月4日写真,野草
日本の野生木苺で、たぶん一番身近に見られるのがこのナワシロイチゴです。小川や田んぼの周辺で見られたり、ちょっとした柴山の道に生えていたりと、日本全国に分布する木苺です。せっかくかわいいピンク色の花びらを付けているのに、開かないまま受粉して花びらを散らしてしまいます。
写真の花もこれでちゃんと咲いている姿です。日が当たっていないから閉じている、わけではありません。なぜこんな咲き方なのか不思議ですが、食害を受けやすい環境から大事な実を守るためと考えると、少し必死な感じが可愛らしく思えてきます。花後に付くラズベリーは美味しいですからね。
記事を読む ナワシロイチゴ
2025年6月3日写真,野草
スイカズラ科を代表するスイカズラとはこの花です。昔の人は花を摘んで、蜜を吸ったことから「吸い葛」でスイカズラという名前になったと言われています。自分はサルビアやオシロイバナの蜜を吸った経験はありますが、スイカズラは試したことがありません。歩いていて近くを通ると分かるくらいに良い香りがあります。
西洋ミツバチが来ているので、蜜源として重要な花なのでしょう。咲き始めは白くて、終わり頃に黄色くなるので金銀に見立ててキンギンカという呼び名もあるとか。同じスイカズラ属でキンギンボクという植物もありますが、名前が似ていても猛毒植物なのでご注意を。夏に赤い実が二個並んで付くので、瓢箪木とも呼ばれます。
記事を読む スイカズラ
2025年6月2日写真,野草
雨の日だと花びらの透け感が増して、晴れの時よりもきれいな感じがします。そろそろ本格的な梅雨入りですね。
記事を読む 雨の日のエゴノキ
2025年6月1日写真,野草
この花を初めて見たのは、学生時代のJR駅でした。今でもその時の風景は思い出せるのに、どこ駅だったのかがまったく思い出せません。幹線道路に沿うように横長のプラットホームがある田舎の駅だと思い出せるのですが、さてはて何駅だったのやら。どこかの山に登るために訪れているはずなので、有名な山の登山口になっている駅なのですが…時の流れは残酷だ。
昔風にいうと帰化植物で、外来生物です。侵略的とまでは言えないそれ程分布が拡大されやすい種類ではありません。十年単位で見るとあれ? あそこにも昔からあったっけ? な事は感じますが、まぁそれは在来の自生種でも同じですし、取り分けて問題視するような花でもないかなと。
記事を読む セリバヒエンソウ