ミスト式立ち上げ-魚の導入

注水してから約一週間、水景っぽくなり始めました。ルドウィジアsp.スーパーレッドの育ちが思ったより早いです。有茎草の中では遅いと聞いていたので、もっとゆっくり育つと思っていました。ミズユキノシタと同じくらいに感じます。

さて正式導入となった魚たちは、パイロットフィッシュのゴールデンアカヒレ以外には、ラスボラ・エスペイ(5匹追加で計7匹)、ディープレッドホタルテトラ15匹、コリドラス・ハブロスス5匹、レッドファイヤーシュリンプ9匹、オトシンクルス・ネグロ5匹です。

ヒメタニシは3匹いますが稚貝をポツポツ見かけるようになりました。順調に産んでくれているみたいです。

レッドファイヤーシュリンプです……けど、この1匹が導入直後に様子がおかしくなって死んでしまいました。無農薬の水草しか入れていないし、水合わせも2時間かけてゆっくりやったのですが。10匹の内9匹は元気にしているので、この一体だけ何か良からぬものを食べた……のかもしれません。

一つ可能性があるとすれば、ブセファランドラでしょうか。先週、新しく付けた Pink Centipede で何か農薬を使っていた可能性があります。処理剤を使わずに水洗いだけで付けてしまったので、これが悪かったのかも。だとすればこのエビには悪いことをしてしまいました。

ニューパールグラスの調子が出てきました。水中葉に変わってゆったりした大きな葉になってきました。水上葉だとニューラージパールグラスみたいな小さな葉なのに、水中葉になった途端大きくなります。茎が間延びしてるように思うので、CO2 添加量を2秒1滴に減らしました。

後ろのラゲナンドラ、サジタリアともだいぶ調子よくなっています。ラゲナンドラ・ミーボルディは新芽がピンク色を帯びてきたので、ピンクと茶色のグラデーションになる独特の葉色を楽しめそうです。

ストロギネ・レペンスはあまり良くなくて、新芽が小さく上に伸びています。水中葉に変化するとまた変わるのか、中硬度の水質が苦手なのか照度が足りないのか。レペンスはあまり高照度を要求しないと聞いていたのですが、何事もバランスです。

現在の照明器具は、ニッソーPGスーパークリア600を二台使っています。ほんとうはチャームさんオリジナルのアクロ OVAL LED 600 を使いたかったのですが、在庫切れでしばらく販売していません。入荷予定を尋ねてみましたが、製造元のトラブルでしばらくめどが立たないそうです。とっても残念。

PGスーパークリアでも 1,250lm の発光量があるし、Ra81 という高演色タイプなので水草育成には向いているのですが、難しいと言われる種類の育成なら最低でももう一台必要そうです。GEX の Power X がかなり光量があるようなので、前景用の一台を置き換えてみる予定です。光の透過力が強いそうで、光量以上に照度が高い LEDライトみたいです。

発光量(光束)と照度の違いに関してはこちらをどうぞ。

スーパーレッドは名前通りに赤くなってきましたが、新芽が萎縮している? ように感じて少し不安です。やはり硬度が高いのが影響しているのでしょうか。ハイグロフィラsp.ラトナギリは水中葉に変化し始めていい感じになってきました。根の伸びも良くなって、株元から新しいランナーも出ています。

チャームさんから水中葉でやってきたストロギネsp.パープル。ミスト状態では新芽が小さくなるなど元気がない感じでしたが、水中では勢いが盛り返してきました。緑と茶色の中間のような、不思議な葉色も出始めています。でも少し光量不足に感じますので、照度は足りていないと思います。

中央から右の後景が空いてしまったので、中央にミリオフィラムsp.オレンジ ローライマ産を、右にロターラsp.ハラを植えました。ともに水上葉なのでこれからきれいに変化してくれるのを待ちたいと思います。

 

改めて思うと、水草も魚も赤いのばっかりだなぁ。これにレッドテトラ足そうと考えてるし。ネイチャーアクアリウムとはほど遠いですが、わたしは「アクアート」に憧れた世代なのでこれでいいと思います。