エノモトチドリ・白紫点

アップで見るとコアニチドリのようですが、花の大きさがイワチドリと同じくらいあります。エノモトチドリの白紫点花です。エノモトチドリはイワチドリとコアニチドリの交雑種で、両種の中間のような花になるものが多く、昔流通していたものは大体そうでした。

細長くなったイワチドリ、背丈は伸びるけど。という花で育てやすくてよく増えはしましたが、もう一つパッとしない印象でした。今では紅一点や無点、紫一点などいろいろなタイプが作られていて、育てやすさと花付きの良さでいずれはイワチドリに変わって人気者になるんじゃないかと思っています。

IT,Linux

以前に ACMEv1 問題のことで Alpine Linux のアップグレードをしました。これで安心と思っていたら、なんとこんなメールが……

Hello,
Your certificate (or certificates) for the names listed below will expire in 19 days (on 28 May 20 17:00 +0000). Please make sure to renew your certificate before then, or visitors to your website will encounter errors.
We recommend renewing certificates automatically when they have a third of their
total lifetime left. For Let’s Encrypt’s current 90-day certificates, that means
renewing 30 days before expiration. See
https://letsencrypt.org/docs/integration-guide/ for details.

more…

ようするに、あと19日で証明書の有効期限切れちゃうけど、更新しなくていいの? やり方分からないんだったら以下の説明見てね~、っていう親切なメールです。ウソんっ!? と焦ってコンソールから手動で certbot による更新を試したところ、今度は下のようなエラーが。

An unexpected error occurred:
MemoryError: Cannot allocate write+execute memory for ffi.callback(). You might be running on a system that prevents this. For more information, see https://cffi.readthedocs.io/en/latest/using.html#callbacks
Please see the logfiles in /var/log/letsencrypt for more details.

IY289紅一点にじみ

昨年も紹介した、紅一点のにじみがあるタイプで IY289 の番号が付いています。先に紹介した IY288 と同じ方の実生品種です。昨年の開花時にはどちらも同じような花で、紅の周囲ににじみがあるかないかくらいしか違わないなぁ、なんて思っていました。

しかし今年咲いた花を見ると、唇弁の色や紅点の色が両者でかなり違います。IY288 は明るい色で唇弁の周囲にはっきりとピンクを乗せますが、こちらの品種は周囲ではなくて少し内側にぼかしのようにピンクが入ります。更に紅点は黒みを帯びた赤紫で、だいぶ違うと感じました。

岩千鳥「紀牡丹」

昨シーズンに入手した、古典品種です。開花は初めてで球根が小さいためちんまり咲いています。旧日本イワチドリ愛好会の登録品種で、No.14「紀牡丹(きぼたん)」という銘です。会誌第一号に掲載された最初期の品種なので、古典も古典、オリジンと言ってよいものでしょう。

熊野川で採取された自然種で喉元に濃い二点が入るのと、全体的に赤味が強くて、ピンクの花という特徴があります。他の岩千鳥と並べるとよく分かるのですが、紫の色素をあまり感じません。たくさんの花の中でこそ目立つ品種と思います。オーソドックスな花形でイワチドリらしいのも好みです。

オオイワチドリ黒軸

夏日になる日も増えてきました。山梨は緊急事態宣言解除になりましたが、まだまだ油断のできない状況が続いているので、外出時のマスク着用は続けていこうと思います。

さて岩千鳥が元気に咲いております。一番手はやはりオオイワチドリの黒軸で、昨年も開花が早かったのですが今年も最初に咲きました。一鉢に大きい球根を5個植えていますが、花付きが良いせいで豪華に見えます。一株に10花近く付いていそうです。